今回は、ライノセラスで螺旋階段を、作成する方法を解説します。
![結果](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/82-1024x526.png)
最終的には、上の画像のような螺旋階段を、作ることができるようになります。
それでは解説していきます。
螺旋階段の元を作成する
まずは、螺旋階段の元を作成していきます。
![Circleコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/1-6-1024x544.png)
まずは、円を作成します。
Circleをコマンドに入力し使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![半径を入力](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/2-4-1024x544.png)
その後、円の中心にする部分をクリックし、半径をコマンドに入力します。
今回は、半径を1000にしました。
![円が作成](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/3-8-1024x526.png)
すると、このような円が作成されました。
![Polylineコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/4-8-1024x544.png)
Polylineをコマンドに入力し、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![円の中心から線を作成する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/5-10-1024x526.png)
円の中心から、円まで伸びる線を作成します。
![ArrayPolarコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/12-9-1024x544.png)
ArrayPolarをコマンドに入力し、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![コピーする数値を入力します](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/15-5-1024x544.png)
回転の中心点になる、円の中心をクリックします。
その後、アイテムの数をコマンドに入力します。
今回は、12と入力しています。
![回転の中心点の、円の中心をクリック](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/16-6-1024x526.png)
その後、線上のどこかを選択します。
![回転角度](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/18-6-1024x544.png)
回転角度の数値を入力します。
今回は1回転させるので、360と入力します。
![踏面の枠線が作成される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/19-6-1024x526.png)
すると、踏面の枠線が作成されます。
![CurveBooleanコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/20-6-1024x544.png)
CurveBooleanをコマンドに入力し、使います。
もしくは、曲線ツールにある、上の画像のアイコンをクリックします。
![円と踏面の2つの線を選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/21-4-1024x526.png)
円と踏面の2つの線を、選択します。
![囲われている部分をクリック](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/22-4-1024x526.png)
その後、3つの線で囲われている部分をクリックします。
![踏面の枠線が抽出される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/23-4-1024x526.png)
すると、円と2つの線の交差している部分で結合し、踏面の枠線が抽出されます。
![他の部分全て同じことを行う](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/24-3-1024x526.png)
他の部分全てで、同じことを行います。
![PlanarSrfコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/25-4-1024x544.png)
PlanarSrfをコマンドに入力し、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![抽出した枠線を全て選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/26-5-1024x526.png)
抽出した枠線を全て選択します。
![サーフェスが作成される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/28-4-1024x526.png)
すると、このようにサーフェスが作成されました。
厚みを付けて、階段状にする
次に、厚みを付けて、階段状にしていきます。
![ExtrudeSrfコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/29-4-1024x544.png)
ExtrudeSrfをコマンドに入力して、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![全てのサーフェスを選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/30-3-1024x526.png)
全てのサーフェスを選択します。
![押し出す距離を入力](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/32-1-1024x544.png)
押し出す距離を、コマンドに入力します。
今回は、200を入力しました。
![厚みができた](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/33-2-1024x526.png)
このように厚みができました。
![踏面を厚みの分、1つずつ上に移動させる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/34-3-1024x526.png)
踏面を厚みの分、1つずつ上に移動させます。
![全て移動完了](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/35-1-1024x526.png)
全て移動完了すると、このようになります。
手摺を作成する
手摺を作成します。
![Cylinderコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/36-2-1024x544.png)
Cylinderをコマンドに入力し、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![半径の数値を入力](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/37-2-1024x544.png)
半径の数値を、コマンドに入力します。
今回は、30を入力しました。
![高さを入力](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/38-2-1024x544.png)
その後、高さをコマンドに入力します。
今回は、1100を入力しました。
![円柱が作成された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/39-1-1024x526.png)
すると、このような円柱が作成されました。
![踏面の角の近くに円柱を配置](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/40-2-1024x526.png)
踏面の角の近くに、円柱を配置します。
![ArrayPolarコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/41-1-1024x544.png)
もう1度ArrayPolarを、コマンドに入力して使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![円柱をクリック](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/42-1-1024x526.png)
円柱をクリックし、選択します。
![回転の中心を選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/43-2-1024x526.png)
回転の中心を選択します。
![アイテムの数](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/44-4-1024x544.png)
アイテムの数を、コマンドに入力します。
この数値は、踏面と同じ数にしてください。
今回は、12を入力しています。
![円柱に近い直線の枠線を選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/45-4-1024x526.png)
円柱に近い、直線の枠線を選択します。
![回転角度を入力](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/46-4-1024x544.png)
回転角度を、コマンドに入力します。
今回も1回転させるので、360と入力しました。
![円柱を回転してコピー](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/49-2-1024x526.png)
円柱を回転して、コピーすることができました。
![3Dで見る](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/50-2-1024x526.png)
3Dで見ると、このようになっています。
![円柱を上に移動する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/51-2-1024x526.png)
円柱を、1つずつ上に移動していきます。
![配置完了](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/52-2-1024x526.png)
このように円柱の配置が完了しました。
![Onsnapと中心点にチェック](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/53-1-1-1024x544.jpg)
その後、Onsnapと中心点に、チェックを入れてください。
また、Onsnapの中心点以外のチェックを外してください。
![InterpCrvコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/54-1-1024x544.jpg)
InterpCrvをコマンドに入力し、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![円柱のトップにカーソルを合わせる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/55-1-1024x526.png)
円柱のトップに、カーソルを合わせます。
Onsnapの中心点のみをオンにしているので、円の中心を簡単に選択できます。
![他の円柱のトップもクリック](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/56-1024x526.png)
他の円柱のトップも、順番にクリックしていきます。
![曲線が作成される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/57-1-1024x526.png)
すると、このように曲線が作成されます。
![別の角度から見る](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/58-1-1024x526.png)
別の角度から見ると、このようになっています。
![Pipeコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/59-1-1-1024x544.jpg)
Pipeをコマンドを入力し、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![キャップをラウンドにする](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/67-1024x544.jpg)
この際に、コマンドのキャップを、ラウンドに変更してください。
![開始半径](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/64-1-1024x544.jpg)
開始半径の数値を入力します。
今回は30を入力します。
![終了半径](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/65-1024x544.jpg)
終了半径を、コマンドに入力します。
![手摺の手を置く部分が完成](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/68-1024x526.png)
すると、手摺の手を置く部分が完成します。
![端が丸くなってる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/69-1024x526.png)
キャップをラウンドに変更したので、端が丸くなっています。
![下にコピーする](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/70-1024x526.png)
好みによって、上の画像のように下にコピーしてください。
中心の柱を作成する
最後に、中心の柱を作成していきます。
![Cylinderコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/71-1024x544.png)
Cylinderをコマンドに入力し、使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![中心に円柱を作成](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/72-1024x526.png)
そして、中心に円柱を作成します。
半径と高さは好みで決めてください。
![BooleanDifferenceコマンド](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/73-1024x544.jpg)
BooleanDifferenceを、コマンドに入力して使います。
もしくは、上の画像のアイコンをクリックします。
![階段を選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/74-1024x526.png)
最初に、全ての階段を選択します。
![円柱を選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/75-1024x544.jpg)
その後、円柱を選択します。
その際に、元のオブジェクトを削除を、いいえにしてください。
![階段と円柱の交差する部分を削除](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/77-1024x526.png)
すると、階段と円柱の交差する部分を、削除することができました。
![螺旋階段完成](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/78-1024x526.jpg)
これで、螺旋階段が完成しました。
![レンダリングビューで見る](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/79-1024x526.jpg)
レンダリングビューで見ます。
![マテリアルを付ける](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/82-1-1024x526.png)
マテリアルを付けると、このようになりました。
まとめ
![まとめ](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/04/eyecatch-8-1024x576.png)
今回は、ライノセラスで螺旋階段を、初心者でも簡単に作成する方法を解説しました。
是非この方法で、螺旋階段を作成してみてください。
今回は以上になります。
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