[イラストレーター]写真を絵や手書き風に簡単に加工する方法を解説

[イラストレーター]写真を絵や手書き風に簡単に加工する方法を解説 Illustrator

今回は、イラストレーターで写真を絵や手書き風に簡単に加工する方法を解説します。

元々の画像

こちらが、元々の画像になります。

変換後

こちらが、変換後の画像になります。

変換後2
変換後3

他にも少し応用することで、上2枚の画像のように、様々なスタイルで加工することができます。

それでは、順番に解説していきます。

絵や手書き風に写真を変換

最初に、写真を絵や手書き風に変換していきます。

イラストレーターに加工する写真を用意

まず、イラストレーターに加工する写真を用意します。

比較用に、真上に元々の写真を配置しています。

写真をコピー

変換する前に、1枚写真をコピーしておいてください。

変換後に、コピーされた写真をもう一度使います。

効果ギャラリー

変換する写真を選択している状態で、「効果」タブにある「効果ギャラリー」を選択します。

効果ギャラリーウィンドウ

すると、このように効果ギャラリーウィンドウが表れます。

このウィンドウで、写真を様々なスタイルに変換することができます。

変換できるスタイルは、大きく分けて6種類あります。

6種類のスタイル

アーティスティックスケッチテクスチャブラシストローク表現手法変形

これらの中から、自身の使いたいスタイルを選択してください。

絵や手書き風の場合、上2つの「アーティスティック」と「スケッチ」の中から選ぶのがおすすめです。

パレットナイフ

今回は例として、「アーティスティック」にある、「パレットナイフ」を選択しました。

細かい調整は右上の数値やバーを変えることでできますが、今回はデフォルトのままにします。

OK

プレビューを見て問題がなければ、右上のOKボタンを押します。

写真が変換された

すると、このように元々の写真が、異なるスタイルに変換されました。

比較

右側の元々の写真と比べても、絵や手書き風に変わっていることが分かります。

輪郭がぼやけてる

しかし、効果ギャラリー機能を使って写真を変換した場合、輪郭がぼやけてることが多いので、これを修正していきます。

元々の写真と重ね合わせる

次に変換後の写真に、元々写真を重ね合わせることで、輪郭がぼやけてる問題を解決します。

比較用

比較用に、左側に変換後の写真をコピーして配置しました。

変換後の写真に、元々写真を重ね合わせる

変換後の写真に、右側にコピーしておいた元々写真を重ね合わせます。

この際に、元々の写真が上に重なるようにしてください。

元々写真が上に重なる

このように、元々写真が上に重なりました。

最前面へ

上に重ならない場合は、写真を右クリックして「重ね順」から「最前面へ」を選択してください。

透明

その後、「ウィンドウ」タブから「透明」を選択してください。

透明ウィンドウ

すると、画面上のどこかに透明ウィンドウがでてきます。

オーバーレイ

一番上の元々の写真を選択している状態で、透明ウィンドウの「通常」をクリックします。

すると、様々なモードがでてきます。

これらのモードから選ぶことで、重なっている画像をどのように反映させるかを設定できます。

元々の写真と、変換後のぼやけた写真が合わさることで、絵や手書き風を残しながら、輪郭も残せることができます。

今回は例として、「オーバーレイ」を選択しました。

オーバーレイ後

すると、このような見た目になりました。

輪郭が残っている

すると、このように輪郭が残っていながら、絵や手書き風に見えるようになりました。

完成

完成した写真がこちらです。

完成2

先程は「パレットナイフ」を効果ギャラリーで使用しましたが、「色鉛筆」を使うとこのようになりました。

完成3

「カットアウト」の場合です。

このように、スタイルを変えることで、様々な表現をすることができるので、自身の好みのスタイルを探してください。

今回は以上になります。

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