今回は、ライノセラスで作業平面を設定する方法を、12種類厳選して紹介します。
作業平面を設定する方法12選
それでは、12種類順番に解説していきます。
作業平面を1点で指定して移動させる
最初は、作業平面を1点で指定して移動させる方法を解説します。
この方法では、元々の作業平面の角度などは変えずに、移動させることができます。
![CPlane](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/1-21-3-1024x544.jpg)
CPlaneをコマンドに入力、もしくは作業平面タブの一番左のアイコンをクリックします。
![作業平面を1点で指定できるようになる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/2-22-1-1024x526.jpg)
すると、このように作業平面を1点で指定することができます。
作業平面を作成したい場所を、任意で指定します。
![作業平面が作成された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/3-16-1024x526.png)
すると、このように作業平面が移動され、新しく作成されました。
![斜めの作業平面を移動させる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/4-16-2-1024x526.jpg)
後程解説しますが、斜めに作成された作業平面を、この方法で移動して新しく作成します。
![角度が変わらない](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/5-17-3-1024x544.jpg)
作業平面を移動させると、このように作業平面の角度が変わらないことが分かります。
![同じ角度の作業平面が別の場所で作成された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/6-17-1024x526.png)
最終的に、同じ角度の作業平面が、別の場所で作成されました。
作業平面の変更を元に戻す
作業平面の変更を元に戻す方法を解説します。
作業平面の場合、Ctrl+zなどの通常の方法では作業を1つ前に戻すことはできません。
![移動前の作業平面](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/7-17-1024x526.png)
こちらが移動前の作業平面です。
![移動後の作業平面](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/8-14-1024x526.png)
こちらが移動後の作業平面です。
![作業平面の変更を元に戻す](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/9-14-1024x544.png)
作業平面タブの、左から11番目のアイコンをクリックします。
すると、このように元の作業平面に戻すことができました。
作業平面の高さを設定
作業平面の高さを設定する方法を解説します。
![作業平面の高さを設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/10-13-3-1024x544.jpg)
作業平面タブの、左から2番目のアイコンをクリックします。
すると、作業平面を垂直方向に動かすことができるようになります。
![任意の高さに設定する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/11-13-1024x526.png)
作業平面を作成したい高さでクリックすると、このようにその高さで作業平面が作成されます。
![横から見る](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/12-7-1024x526.png)
高さを決める際に、横からのビューで見ると正確に高さを調整しやすいです。
![高さを数値で決める](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/13-9-1024x544.png)
コマンドに数値を入力することで、高さを指定することもできます。
作業平面をオブジェクトに設定
作業平面をオブジェクトに設定する方法を解説します。
![作業平面をオブジェクトに設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/14-8-1024x544.jpg)
作業平面タブの、左から3番目のアイコンをクリックします。
![オブジェクトを選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/15-5-2-1024x526.jpg)
その後、オブジェクトを選択します。
選択する際に、オブジェクト上の作業平面を作成したい場所をクリックします。
今回は、赤い枠に囲われた斜めの部分をクリックします。
![オブジェクト上の選択された部分に作業平面が作成された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/17-4-1024x526.jpg)
すると、このようにオブジェクト上の選択された部分に、作業平面が作成されました。
作業平面をサーフェスに設定
作業平面をサーフェスに設定する方法を解説します。
![作業平面をサーフェスに設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/18-3-2-1024x544.jpg)
作業平面タブの、左から4番目のアイコンをクリックします。
![サーフェス上に作業平面を設定できる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/19-3-2-1024x526.jpg)
すると、サーフェス上に作業平面を設定できるようになります。
ポリサーフェスの場合、ポリサーフェス上のサーフェスにカーソルを合わせると、そのサーフェス上に作成することができます。
サーフェス上の任意の場所でクリックします。
![作業平面の角度を設定する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/20-1-3-1024x526.jpg)
その後、作業平面の角度を設定します。
![サーフェス上に作業平面が作成された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/21-1-2-1024x526.jpg)
最終的に、このようにサーフェス上に作業平面が作成されました。
先程のオブジェクトに設定する方法よりも、サーフェス上で位置や角度を細かく設定できます。
作業平面を曲線に垂直に設定
作業平面を曲線に垂直に設定する方法を解説します。
![作業平面を曲線に垂直に設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/22-2-1024x544.jpg)
任意の曲線を用意し、作業平面タブの左から5番目のアイコンをクリックします。
![曲線を選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/23-2-1024x526.jpg)
その後、曲線をクリックすると、曲線上に垂直な作業平面を、任意の場所に作成できるようになります。
![作業平面を曲線に垂直に設定できた](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/24-1-1024x526.png)
最終的に、このように作業平面を、曲線に垂直に設定できました。
作業平面を回転
作業平面を回転する方法を解説します。
![作業平面を回転するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/25-1-1024x544.png)
作業平面タブの、左から6番目のアイコンをクリックします。
![基点を選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/26-1-1024x544.png)
回転軸の始点を選択します。
今回は、元々の作業平面の原点を選択しています。
![回転軸を作成](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/27-1-1024x544.png)
その後、回転軸を作成します。
![回転の大きさを設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/28-1024x544.png)
さらに、回転の大きさを設定します。
![回転させる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/29-1-1024x526.png)
その後、作業平面を回転できるようになるので、任意の場所まで回転させます。
![作業平面が回転した](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/30-2-1024x526.png)
最終的に、このように作業平面が回転しました。
作業平面を垂直に設定
作業平面を垂直に設定する方法を解説します。
![作業平面を垂直に設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/31-2-1024x544.png)
作業平面タブの、左から7番目のアイコンをクリックします。
![作業平面の原点を設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/32-2-1024x544.png)
その後、任意の場所に作業平面の原点を設定します。
![Z軸の方向を決める](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/33-1-1024x544.png)
その後、360度回転できるので、任意の方向にZ軸の方向を決めます。
![作業平面を垂直に設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/34-1-1024x526.png)
最終的に、このように作業平面を垂直に設定することができました。
作業平面を3点で設定
作業平面を3点で設定する方法を解説します。
![作業平面を3点で設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/35-1-1024x544.jpg)
作業平面タブの、左から8番目のアイコンをクリックします。
![作業平面の原点を設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/36-1-1024x544.png)
その後、作業平面の原点を設定します。
![X軸方向を決める](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/37-1024x544.png)
その後、360度回転できるので、X軸方向を決めます。
![Y軸方向を決める](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/38-1024x544.png)
その後、Y軸方向を決めます。
![作業平面を3点で設定できた](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/39-1024x526.png)
最終的に、このように作業平面を3点で設定することができました。
作業平面をX軸で設定
作業平面をX軸で設定する方法を解説します。
![作業平面をX軸で設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/40-1-1024x544.png)
作業平面タブの、左から9番目のアイコンをクリックします。
![作業平面の原点を設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/41-1-1024x544.png)
その後、作業平面の原点を設定します。
![X軸を設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/42-1024x544.png)
その後、X軸方向を設定します。
X軸方向が決まると、Y軸方向は自動で決まります。
![作業平面をX軸で設定できた](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/43-2-1024x526.png)
最終的に、このように作業平面をX軸で設定できました。
作業平面をZ軸で設定
作業平面をZ軸で設定する方法を解説します。
![作業平面をZ軸で設定するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/44-2-1024x544.png)
作業平面タブの、左から10番目のアイコンをクリックします。
![作業平面の原点を設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/45-2-1024x544.png)
その後、作業平面の原点を設定します。
![Z軸方向を設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/46-2-1024x544.png)
次に、Z軸方向を設定します。
![作業平面をZ軸で設定できた](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/47-2-1024x526.png)
最終的に、このように作業平面をZ軸で設定できました。
作業平面に名前を付けて保存
作業平面に名前を付けて保存する方法を解説します。
![作業平面に名前を付けて保存するアイコン](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/48-1-1-1024x544.jpg)
作業平面タブの、左から14番目のアイコンをクリックします。
![名前を決める](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/49-2-1024x544.jpg)
次に、コマンドに保存する名前を入力します。
今回は、Testと名前を付けました。
![作業平面が保存された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/50-1-1-1024x544.jpg)
すると、このように現在の作業平面が保存されました。
名前の付いた作業平面タブに保存した作業平面が表示されます。
![名前の付いた作業平面タブ](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/51-1-1-1024x544.jpg)
名前の付いた作業平面タブが表示されていない場合、作業平面タブの左から13番目のアイコンをクリックします。
すると、名前の付いた作業平面タブが現れます。
一旦作業平面を、デフォルトに戻しました。
![保存した作業平面に変わる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/05/52-2-1024x544.jpg)
保存した作業平面をダブルクリックすると、このように保存した作業平面にすることができました。
今回は以上になります。
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