今回は、ライノセラスで穴を埋める・塞ぐ方法を解説します。
また、開いた状態のオブジェクトや、閉じたオブジェクトの状態それぞれの方法を順番に解説します。
![開いた状態のオブジェクト](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/27-1024x526.jpg)
こちらが今回使用する、開いた状態のオブジェクトです。
![穴を塞いだ結果](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/31-1024x526.jpg)
穴を塞ぐと、このようになります。
![閉じた状態のオブジェクト](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/1-3-1024x526.jpg)
こちらが今回使用する、閉じた状態のオブジェクトに空いている穴です。
![穴を塞いだ結果2](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/34-1024x526.jpg)
穴を塞ぐと、このようになります。
それでは、順番に解説していきます。
開いた状態のオブジェクトの穴を塞ぐ方法
最初は、開いた状態のオブジェクトの穴を塞ぐ方法を解説します。
![開いたと表示される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/28-1024x544.jpg)
オブジェクトを選択すると、開いたオブジェクトかどうかを確認することができます。
開いたオブジェクトの場合、開いたとコマンドに表示されます。
今回の場合、「1個の開いた押し出しを選択に追加しました。」と表示されました。
![Cap](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/29-1024x544.jpg)
開いたオブジェクトの穴を閉じるには、Capコマンドを使います。
コマンドにCapと入力するか、上の画像のソリッドタブにあるアイコンをクリックします。
![開いたオブジェクトを選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/30-1024x544.jpg)
その後、開いたオブジェクトを選択します。
![穴が塞がった](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/31-1-1024x526.jpg)
すると、このように穴が塞がりました。
![閉じたと表示される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/32-1024x544.jpg)
Cap後のにオブジェクトを選択してみると、「1個の閉じたポリサーフェスを選択に追加しました。」と表示されました。
このように閉じており、穴が閉じました。
閉じた状態のオブジェクトの穴を塞ぐ方法
次は、閉じた状態のオブジェクトの穴を塞ぐ方法を解説します。
![閉じたと表示される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/33-1024x544.jpg)
今回使うオブジェクトを選択すると、閉じたとコマンドに表示されます。
今回の場合、「1個の閉じたポリサーフェスを選択に追加しました。」と表示されました。
このような場合のオブジェクトの穴を、閉じる方法を解説していきます。
![DupEdge](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/3-5-1024x544.jpg)
最初は、DupEdgeコマンドを使います。
コマンドに、DupEdgeを入力します。
![穴を選択する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/4-6-1024x544.jpg)
その後、穴が開いている部分を選択します。
今回の場合、表だけでなく裏まで穴が貫通しているので、どちらも選択します。
![穴の部分の線が抽出される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/5-3-1024x526.jpg)
すると、このように穴の部分の線が抽出されました。
![Patch](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/6-3-1024x544.jpg)
次に、穴を塞ぐ部分を作成するために、Patchコマンドを使います。
コマンドにPatchと入力するか、上の画像のサーフェスツールタブにあるアイコンをクリックします。
![1つの穴の線を選択する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/7-3-1024x544.jpg)
その後、1つの穴の線を選択します。
![パッチオプション](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/8-3-1024x526.jpg)
すると、このようにパッチオプションのウィンドウが現れます。
最初は、初期設定のU・V方向の分割数を10でOKを押します。
![穴を塞ぐサーフェスが作成された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/9-3-1024x526.jpg)
すると、このように穴を塞ぐサーフェスが作成されました。
![指定したUV方向の分割数の分、作業点の位置が細かくなる](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/10-3-1024x526.jpg)
作成されたサーフェスを見てみると、指定したUV方向の分割数の分、作業点の位置が細かくなっています。
今回の場合10×10の分、線の跡が作成されています。
![U・V方向の分割数を1に設定](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/11-2-1024x526.jpg)
線の跡が気になる場合、U・V方向の分割数を1に設定します。
![サーフェスが作成される](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/12-2-1024x526.jpg)
すると、この数値でもサーフェスが作成されました。
![線の跡が1方向しかない](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/13-2-1024x526.jpg)
この方法で作成されたサーフェスを見てみると、線の跡が1方向しかありません。
線の跡が気になる人は、この方法がおすすめです。
今回は、このサーフェスで残りの作業を進めます。
![裏側の穴にもPatchする](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/14-2-1024x526.jpg)
裏側の穴にも、同様にPatchをして穴をサーフェスで塞いでください。
![Explode](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/15-2-1024x544.jpg)
その後、Explodeコマンドで、一度オブジェクト全体を分解します。
コマンドにExplodeと入力するか、上の画像のサーフェスツールタブの中にあるアイコンをクリックします。
![オブジェクト全体を選択する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/16-1-1024x544.jpg)
そして、オブジェクト全体を選択します。
![オブジェクトが分解された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/17-1-1024x526.jpg)
すると、このようにオブジェクトがサーフェスに分解されました。
![Join](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/18-1-1024x544.jpg)
その後、Joinコマンドで、分解して生まれたサーフェスと、穴を塞いでいるサーフェスを結合します。
Joinをコマンドに入力するか、上の画像のサーフェスツールタブにあるアイコンをクリックします。
![分解して生まれたサーフェスと、穴を塞いでいるサーフェスを選択](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/19-1-1024x544.jpg)
その後、分解して生まれたサーフェスと、穴を塞いでいるサーフェスを選択します。
![分解して生まれたサーフェスと、穴を塞いでいるサーフェスが結合された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/20-2-1024x544.jpg)
すると、このように分解して生まれたサーフェスと、穴を塞いでいるサーフェスが結合されました。
![裏側でも結合する](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/21-1-1024x526.jpg)
裏側でも、Joinで同様に結合してください。
![Join2](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/23-1-1024x544.jpg)
その後、もう一度Joinコマンドで、オブジェクト全体を結合します。
オブジェクト全体を選択している状態で、コマンドにJoinと入力するか、サーフェスツールタブにあるアイコンをクリックします。
![オブジェクト全体が結合された](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/24-1024x526.jpg)
すると、このようにオブジェクト全体が結合されました。
![穴の部分に余分なオブジェクトが残っている](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/25-1024x526.jpg)
この際に、穴の部分に余分なオブジェクトが残っていることがあるので、その際は消してください。
![閉じたオブジェクト](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/26-1024x544.jpg)
選択してみると、「1個の閉じたポリサーフェスを選択に追加しました。」と表示されました。
このように、分解した状態から、しっかりと結合されて閉じていることが分かります。
![穴が塞がった](https://iarchway.com/wp-content/uploads/2024/06/34-1-1024x526.jpg)
最終的に、このように穴が塞がりました。
今回は以上になります。
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