[Grasshopper]デューマック本社を再現[データも配布]

grasshopper
https://discoverjapan-web.com/article/133080

今回は、グラスホッパーでデンマークにあるデューマック本社を再現しました。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


全体の様子

グラスホッパーの様子1
グラスホッパーの様子2

グラスホッパーの様子です。

ライノセラス上の様子1
ライノセラス上の様子2

ライノセラス上の様子です。

色を付けた様子1
色を付けた様子2

色を付けた様子です。

レンダリング

最終的にレンダリングした様子です。

それでは、順番に解説していきます。

今回使用したグラスホッパーとライノセラスのデータダウンロードはこちら

ダウンロードできるデータのご利用に関しては、利用規約をご覧ください。

全体コンポーネント

全体コンポーネント1
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全体コンポーネント2
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全体コンポーネント:①CircleUnit ZMoveAreaScaleRotateXZ PlaneLoftBoolean Toggle ⑩Loft Options ⑪Divide Domain²IsotrimMD SliderEvaluate SurfaceMultiplicationExtrudeMergeNegative

全体コンポーネント3
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全体コンポーネント4
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全体コンポーネント5
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全体コンポーネント6
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屋根の元となるサーフェスを作成する

最初に、屋根の元となるサーフェスを作成していきます。

円

最初に、CircleのR端子に、10000の数値を入力します。

すると、上の画像のように、半径10000の数値が作成されました。

真上にコピー

その後、Unit Zに、真上に移動させる数値を入力します。

今回は、5000を入力します。

その後、Unit Zを、MoveのT端子に入力します。

そして、Circleを、MoveのG端子につなげます。

すると、真上方向に5000移動し、円がコピーされました。

中心点

その後、Moveを、AreaのG端子につなげます。

すると、円の中心点を取得できます。

円のスケールを変える

その後、Moveを、ScaleのG端子につなげます。

そして、AreaのC端子を、ScaleのC端子につなげます。

ScaleのF端子に、スケールの倍率の数値を入力します。

今回は、0.5の数値を入力しています。

すると、上の画像のように、円のスケールが0.5倍になりました。

Degrees

次に、円を回転させます。

AreaのC端子を、XZ Planeにつなげます。

その後、2つのRotateを用意します。

この際に、RotateのA端子を右クリックし、Degreesを選択してください。

これにより、角度を度数で指定することができます。

円を回転

その後、MoveScaleを、RotateのG端子にそれぞれつなげます。

そして、ScaleをつなげたRotateのA端子に、20の数値を入力します。

また、MoveをつなげたRotateのA端子に、170の数値を入力します。

また、2つのRotateのP端子には、XZ Planeをつなげます。

すると、上の画像のように、2つの円が回転しました。

スケールを大きくする

その後、170の数値を入力したRotateのG端子を、ScaleのG端子につなげます。

その後、AreaのC端子を、ScaleのC端子につなげます。

そして、1.05の倍率の数値を、ScaleのF端子につなげます。

すると、外側の円のスケールが、少しだけおおきくなりました。

これは、下側の軒下空間を作るために大きくしています。

サーフェスを作成

その後、20の数値をつなげた方のRotateのG端子と、1.05の数値をつなげた方のScaleのG端子を、LoftのC端子につなげます。

そして、Trueの情報を、Loft OptionsのAdj端子につなげます。

今回は、Boolean ToggleでTrueの情報を作成しています。

その後、Loft Optionsを、LoftのO端子につなげます。

すると、上の画像のように、2つの円をつなぐサーフェスが作成されました。

これにより、屋根の元となるサーフェスを作成することができました。

屋根を作成する

次に、サーフェスから屋根を作成します。

サーフェスを分割

まず、サーフェスを分割します。

Loftを、Divide Domain²のI端子につなげます。

そして、Divide Domain²のUとV端子に、サーフェスの分割数の数値を入力します。

今回は、U端子に10、V端子に70を入力しています。

そして、Divide Domain²を、IsotrimのD端子につなげます。

そして、Loftを、IsotrimのS端子につなげます。

すると、上の画像のように、サーフェスが分割されました。

各サーフェスの中心点

その後、Isotrimを、Areaにつなげます。

すると、各サーフェスの中心点を取得できます。

スケールを変える

その後、Isotrimを、ScaleのG端子につなげます。

また、AreaのC端子を、ScaleのC端子につなげます。

また、ScaleのF端子には、0.95の倍率の数値を入力します。

すると、各サーフェスのスケールが、少し小さくなりました。

Graft

その後、IsotrimScaleのG端子を、Mergeにつなげます。

この際に、つなげたMergeの端子部分を右クリックし、Graftを選択してください。

枠

その後、Mergeを、LoftのC端子につなげます。

すると、2つのサーフェスの枠線がつながり、枠のサーフェスが作成されました。

Flatten

この際に、LoftのL端子を右クリックし、Flattenを選択してください。

Reparameterize

その後、ScaleのG端子を、Evaluate SurfaceのS端子につなげます。

この際に、Reparameterizeを選択してください。

そして、MD Sliderを、UV端子につなげます。

すると、各サーフェスの中心点の位置の情報を取得できます。

厚み

その後、Evaluate Surfaceのn端子を、2つのMultiplicationのB端子につなげます。

そして、片方のMultiplicationのA端子には200、もう一方のA端子には250を入力します。

その後、2つのExtrudeを用意します。

そして、ScaleのG端子とLoftを、それぞれExtrudeのB端子につなげます。

Scaleの方のExtrudeのD端子には、200の数値の方のMultiplicationをつなげます。

Loftの方のExtrudeのD端子には、250の数値の方のMultiplicationをつなげます。

すると、屋根の四角形と枠の部分に厚みが付きました。

これで、屋根の完成です。

屋根の下のカーテンウォール部分を作成する

屋根の下のカーテンウォール部分を作成する

最後に、屋根の下のカーテンウォール部分を作成します。

しかし、先程の屋根部分とプログラミングはほとんど同じなので、異なる部分のみ紹介します。

Loft

LoftのC端子には、上の画像のCircleRotateをつなげてください。

サーフェス

すると、上の画像のように、カーテンウォールの元となるサーフェスが作成されます。

1

Divide Domain²のU端子に数値を、1にします。

サーフェス分割

すると、上の画像のようにサーフェスが分割されます。

数値を変える

また、Multiplicationの数値を、50と100にします。

そして、MultiplicationExtrudeの間に、Negativeを入れます。

完成

これにより、外側に指定した数値の分、外側にカーテンウォールが押し出されます。

これで完成なので、今回は以上になります。

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