[Grasshopper]複数の磁場を結合するMerge Fieldsの使い方

[Grasshopper]複数の磁場を結合するMerge Fieldsの使い方 Grasshopperコンポーネント

複数の磁場を結合する、Merge Fieldsの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


複数の磁場を結合する

Merge Fieldsを使うことで、複数の磁場を結合することができます。

複数の磁場を結合する

使用コンポーネント:①Construct PointPoint Charge ③Merge Fields ④Field

今回は、作成した2つの磁場を結合させてみます。

2つの点を作成

2つのConstruct Pointを用意します。

1つ目のXとY端子に、20を入力します。

2つ目のXとY端子に、60を入力します。

すると、20,20,0と60,60,0の座標に、それぞれ点が作成されます。

磁場を作成

その後、2つのConstruct Pointを、それぞれPoint ChargeのP端子につなげます。

すると、指定した点の場所に、磁場が作成されます。

比較

そして、2つPoint Chargeを、Merge Fieldsにつなげます。

それにより、2つの磁場が1つにまとめられます。

磁場を格納することができるFieldの場合と比較してみます。

Merge Fieldsの場合は、1つの磁場に結合されているため、1つの磁場データが出力されています。

一方、Fieldの場合は結合されていないため、2つの磁場データが出力されています。

磁場を可視化

追加コンポーネント:①RectanglePopulate 2DField Line

Merge FieldsとFieldの磁場を可視化してみます。

四角形を作成

RectangleのXとY端子に80を入力し、80×80の正方形を作成します。

ランダムな点を作成

その後、RectangleのR端子を、Populate 2DのR端子につなげます。

そして、N端子に100の数値を入力します。

すると、正方形の中に、100この点がランダムな位置に作成されました。

磁場を反映した曲線

その後、最初はMerge Fieldsを、Field LineのF端子につなげます。

そして、Populate 2Dを、Field LineのP端子につなげます。

すると、上の画像のように、2つの磁場を反映した曲線が作成されます。

このように、Merge Fieldsの場合、磁場が結合されていることが分かります。

Fieldの場合

FieldField LineのF端子につなげ、Fieldの場合を見てみます。

磁場が結合されていない

この場合、磁場が結合されていないことが分かります。

そのため、複数の磁場の影響を与えたい場合、Merge Fieldsを使う必要があります。

Merge Fieldsコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

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