[Grasshopper]X方向のベクトルを取得するUnit Xの使い方

[Grasshopper]X方向のベクトルを取得するUnit Xの使い方 Grasshopperコンポーネント

X方向のベクトルを取得する、Unit Xコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。

本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。

アイコン表示に変えたい場合、以下のリンク先の記事を参考にしてください。

X方向のベクトルを取得する

Unit Xを使うことで、X方向のベクトルを取得することができます。

最初に使うオブジェクト

最初は、上の球のオブジェクトを、MoveとUnit Xを使い、X方向に移動させてみます。

X方向に移動させるコンポーネント

使用コンポーネント:①Brep ②Unit X ③Move

球が格納されているBrepを、MoveのG端子につなげます。

そして、Unit Xに移動させる分の距離を入力します。

今回は、50を入力しました。

そして、Unit XをMoveのT端子につなげます。

X方向に移動した

すると、球が指定した数値の50、X方向に移動しました。

X方向に四角形を押し出すコンポーネント

使用コンポーネント:①YZ PlaneRectangle ③Unit X ④Extrude

今度は、四角形をYZ Planeで作成された平面に作成し、それをX方向に押し出してみます。

YZ PlaneRectangleにつなげます。

RectangleのXとY端子に、辺の長さを入力します。

今回は、どちらにも20を入力しています。

Unit Xに、押し出す距離の数値を入力します。

今回は、100を入力しています。

最後に、ExtrudeのB端子にRectangleを、D端子にUnit Xをつなげます。

X方向に四角形が押し出された

すると、X方向に四角形が押し出されました。

このように、Unit Xを使うことで、X方向のベクトルを取得できます。

Unit Xコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓