[Grasshopper]Brep Joinコンポーネントの使い方

[Grasshopper]Brep Joinコンポーネントの使い方 Grasshopperコンポーネント

Brep Joinコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


Brep Joinでオブジェクトを結合する

Brep Joinを使用することで、オブジェクトを結合することができます。

Brep Joinに使用するオブジェクトの準備

Brep Joinに使用するオブジェクトの準備をします。

結合するオブジェクトの準備

使用コンポーネント:①CurveLoftOffset SurfaceLoft

結合するオブジェクトの準備として、複数の線データから、3つのサーフェスを今回は用意しました。

3本の線をCurveに格納

最初に、3本の線をCurveに格納します。

Loftで線からサーフェスを作成

Loftで線からサーフェスを作成します。

作成したサーフェスに、Offset Surfaceでオフセットします。

オフセットする前と後のサーフェスを使用し、Loftをもう一度使用します。

すると、2つのサーフェスをつなぐサーフェスが作成されました。

1つ目のサーフェス
2つ目のサーフェス
3つ目のサーフェス

結果として、3つのサーフェスを用意できました。

それでは、実際にBrep Joinを使用していきます。

Brep Joinでオブジェクトを結合する

Brep Joinで、オブジェクトを実際に結合します。

先程作成した3つのサーフェスを、Brep JoinのB端子につなぎます。

3つのサーフェスが結合される

結果として、3つのサーフェスが結合されました。

結合されたのを確認する

Bakeする

結合されたのを確認してみましょう。

Brep Joinを右クリックし、Bakeを選択します。

レイヤーを選択

使用するレイヤーを選択し、OKを押します。

今回は、結合されているのを確認するために、グループ化はしていません。

ライノセラス上に生成される

ライノセラス上に生成されました。

選択する

実際に選択してみると、コマンドの上の部分に「閉じたポリサーフェスを選択に追加しました。」と表示されました。

しっかり結合されたことが分かりました。

C端子からは、オブジェクトが開いているか、閉じているかが分かる

Brep JoinのC端子からは、オブジェクトが開いているか、閉じているかの情報が出力されます。

閉じている場合にはTrue、開いている場合にはFalseと出力されます。

先程は3つのサーフェスを使用していましたが、2つのサーフェスのみを使用した場合と比べてみましょう。

C端子からは、オブジェクトが開いているか、閉じているかが分かる
画像をクリックして拡大して見る

下のBrep Joinが、2つのサーフェスのみを使用した場合になります。

PanelをそれぞれC端子につなげると、先程のBrep JoinからはTrueが出力されますが、今回の場合はFalseが出力されました。

下のBrep Joinの状態

こちらは、下のBrep Joinの状態です。

少しわかりにくいですが、上の部分のサーフェスがなく、閉じていません。

下のBrep Joinの状態2

こちらの方が見やすいかもしれません。

閉じていないため、Falseと出力されています。

Brep Joinコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓