[Grasshopper]平面に投影するProjectの使い方

[Grasshopper]平面に投影するProjectの使い方 Grasshopperコンポーネント

オブジェクトを平面に投影する、Projectコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


オブジェクトを平面に投影する

Projectを使うことで、オブジェクトを指定した平面に投影することができます。

今回使用するオブジェクト

今回は、こちらの球のオブジェクトを使用します。

オブジェクトを平面に投影する

オブジェクトが格納されているデータを、ProjectのG端子につなげます。

今回は、Brepに格納されているオブジェクトをつなげています。

投影したい平面をP端子につなげるのですが、指定しない場合はXY平面に投影されます。

最初は、平面を指定しないで実行します。

XY平面にオブジェクトが投影された

すると、このようにXY平面にオブジェクトが投影されました。

上から見た様子

こちらは、上から見た様子です。

このように、1つの方向から見た形を、平面に投影していることが分かります。

平面を指定

次に、平面を指定してみます。

今回は、YZ PlaneをProjectのP端子につなげました。

指定した平面に投影された

すると、指定したY軸と、Z軸からできる平面に投影されました。

指定する平面はサーフェスでもできる

指定する平面は、サーフェスにもすることができます。

投影させたいサーフェスを作成し、P端子につなげます。

今回は、Surfaceに格納されたサーフェスをつなげています。

サーフェスに投影される

すると、上の画像のように、サーフェスにオブジェクトが投影されました。

出力されるデータ

出力されるデータ

Projectから出力されるデータを見てみましょう。

G端子からは、投影されたサーフェスが出力されます。

X端子からは、どのような変形が行われたかという、Transformationデータが出力されます。

Projectコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓