[Grasshopper]物体と平面や面の交線を取得するBrep | Planeの使い方

[Grasshopper]物体と平面や面の交線を取得するBrep | Planeの使い方 Grasshopperコンポーネント

物体と平面や面の交線を取得する、Brep | Planeコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


物体と平面や面の交線を取得する

Brep | Planeを使うことで、物体と平面や面の交線を取得することができます。

物体と平面や面の交線を取得する

使用コンポーネント:①CylinderXY PlaneUnit ZMove ⑤Brep | Plane

今回は、Cylinderで円柱を作成し、それをXY Planeで作成した平面との交線を作成してみます。

XY PlaneMoveUnit Zで、円柱の真ん中の位置に移動させます。

今回は、円柱の高さを100にしているので、その半分の50をUnit Zに入力しています。

そして、CylinderXY PlaneのB端子につなげます。

Moveを、XY PlaneのP端子につなげます。

交線が作成された

すると、このように円柱と平面が交差する部分の交線が作成されました。

今回は、円柱の中心部分で交差させたので、真ん中の位置に交線が作成されています。

面・サーフェスでもできる

平面の代わりに、面・サーフェスでもできます。

今回は、上の画像のような面・サーフェスを使ってみます。

追加コンポーネント:①Surface

Surfaceに格納した面・サーフェスを、Brep | PlaneのP端子につなげます。

交線が作成される

すると、先程と同じように、交線が作成されました。

しかし、この方法は立体的でない面・サーフェスの場合のみ可能です。

立体的な場合はエラーになるので注意しましょう。

出力されるデータ

Brep | Planeから出力されるデータを見てみましょう。

交線の線データ

Brep | PlaneのC端子からは、交線の線データが出力されます。

交線の線データが出力

このように、交線の線データが出力されていることが分かります。

例2

Brep | PlaneのP端子のデータを確認するため、上の画像のような、角同士が同じ位置にあるサーフェスを例として使います。

交点の点データ

Brep | PlaneのP端子からは、交点がある場合に、点データが出力されます。

交点のデータが出力される

このように、1点が交わっている場合、交点が出力されていることが分かります。

Brep | Planeコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓