[Grasshopper]Offset Curveコンポーネントの使い方

[Grasshopper]Offset Curveコンポーネントの使い方 Grasshopperコンポーネント

Offset Curveコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


Offset Curveの基本

Offset Curveを使用することで、線をオフセット(簡単に言うと、形を維持したまま拡大・縮小)することができます。

今回使用するデータ

今回使用する3つの線です。

3つの種類を見ていきましょう。

Offset Curveの基本

Offset Curveの基本は、主にC端子とD端子を使用します。

今回は、線データをCurveに格納しています。

C端子には線データをつなげてください。

D端子にオフセットしたい距離を入力してください。

今回は、数値を20にしています。

線がオフセットされる

すると、このように線が距離20だけ、オフセットされました。

逆方向にオフセットする

逆方向にオフセットする

追加コンポーネント:①Negative

線を逆方向にオフセットすることもできます。

数値をマイナスにすることで、逆方向にオフセットできます。

今回は、Negativeを使用して数値をマイナスにしました。

逆方向にオフセットされた

すると、先程とは違い、逆方向に線がオフセットされました。

作業平面を設定し、オフセットする方向を決める

作業平面を設定し、オフセットする方向を決める

追加コンポーネント:①YZ Plane

Offset CurveのP端子に、作業平面を設定することで、オフセットする方向を決めることができます。

今回は、YZ PlaneをP端子につなげます。

上から見ると、何も変わってないように見える

今回の場合、上から見ると、何も変わってないように見えます。

縦方向にオフセットされている

しかし、3Dビューで見ると、縦方向にオフセットされていることが分かります。

横から見る

横から見ても、指定した数値20の分だけ、縦方向にオフセットされていることが分かります。

このように、作業平面を指定することで、オフセットする方向を変えることができます。

角の形の種類

角の形の種類

Offset CurveのC端子に0~4の数値を指定することで、角の形を指定することができます。

0:None

0:None

数値を0にすることで、Noneに設定することができます。

この場合、角がある場合は、その部分の角の部分がなくなります。

1:Sharp

1:Sharp

数値を1にすることで、Sharpに設定することができます。

この場合、角がそのまま反映されます。

2:Round

2:Round

数値を2に設定することで、Roundに設定することができます。

これにより、角を丸くすることができます。

3:Smooth

3:Smooth

数値を3にすることで、Smoothに設定することができます。

これにより、角の部分をスムーズな曲線でつなげるようになります。

4:Chamfer

4:Chamfer

数値を4にすることで、Chamferに設定することができます。

これにより、角の部分をショートカットしたような形にすることができます。

C端子を右クリックして設定もできる

C端子を右クリックして設定もできる

数値を繋げるのではなく、C端子を右クリックして、設定をすることもできます。

Offset Curveコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓