円を格納する、Circleの使い方について解説します。


グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。
円を格納する
Circleを使うことで、円を格納することができます。

使用コンポーネント:①Circle ②Circle
グラスホッパーでは、同じ名前のCircleコンポーネントがもう1つあることに注意してください。
もう1つのCircleは円を作成するのに対し、今回のCircleは円を格納します。
上の画像の場合、1つ目のCircleのR端子に半径の数値を入力し、円を作成しています。
今回は、30を入力しています。
そして、Circleをもう1つのCircleにつなげます。

すると、このように作成された円が格納されました。
サーフェスの円を格納

使用コンポーネント:①Circle ②Surface ③Circle
一応、サーフェスの円を格納することもできます。

すると、線の円がサーフェスの円に変わりました。

その後、もう1つのCircleにSurfaceをつなげます。

すると、格納できましたが、サーフェスの円が線データに変換されて格納されました。
円以外は格納できない

試しに、円以外のデータをCircleにつなげてみます。
今回は、曲線と楕円のデータを作成しました。

使用コンポーネント:①Curve ②Ellipse ③Circle
しかし、このように円以外の場合はエラー表示になります。
このような性質を利用して、Circleを使ってる場合はすぐに円データだと分かるようになります。
Circleに円を直接格納する

Circleに円を直接格納することもできます。
1つの円の場合、Circleを右クリックし、Set one Circleを選択します。

すると、ライノセラスの場面に切り替わります。
そこで、中心点をクリックし、半径を指定することで円を作成できます。

このように、円が直接格納されました。

ライノセラスの様子です。

複数の円を直接格納するには、Circleを右クリックし、Set Multiple Circlesを選択します。

その後、ライノセラス上で複数の円を作成します。

これで、複数の円が格納されました。

ライノセラス上の様子です。

格納されている円を管理するには、Circleを右クリックし、Manage Circle collectionを選択します。

すると、このようなCircleの管理ウィンドウが表示されます。

左上の緑のアイコンをクリックすると、円を新たに追加できます。

その後、ライノセラス上で円を作成します。

すると、このように円が追加されました。

円を選択している状態で、左上の赤いアイコンをクリックすると、円を削除することができます。
今回は、5番目の円を削除します。

すると、このように円が削除されました。

一番左のアイコンをクリックすると、データ内に階層を作成することができます。
Circleコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓
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