ボックスの範囲を取得するDeconstruct Boxと、範囲指定でボックスを作成するDomain Boxの使い方について解説します。


Deconstruct Boxは、グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


Domain Boxは、グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。
Deconstruct Boxで既存ボックスの範囲と作業平面を取得する
Deconstruct Boxを使うことで、既存ボックスの範囲と作業平面を取得することができます。

今回の例として、上の画像のボックスを使います。

使用コンポーネント:①Box ②Deconstruct Box ③Plane
今回は、Boxでボックスを作成しています。
Boxを、Deconstruct Boxにつなげます。
すると、ボックスの基点の作業平面と、ボックスを構成する範囲情報を取得できます。
Deconstruct Box(P)からは、作業平面のデータが出力されます。
Deconstruct Box(XとYとZ)からは、X・Y・Z方向のボックスの範囲情報が出力されます。
今回の場合、5000×5000×5000のボックスなので、0 To 5000のように範囲情報が出力されます。
Domain Boxで範囲情報と作業平面からボックスを作成する
Domain Boxを使うことで、範囲情報と作業平面からボックスを作成することができます。

追加コンポーネント:①Domain Box
今回は、先程のDeconstruct Boxで取得した作業平面を使用します。
Domain Box(B)に、作業平面のデータをつなげます。
Domain Box(XとYとZ)に、範囲情報をつなげます。
今回は、Domain Box(XとY)に0 To 3000、Domain Box(Z)に-3000 To 0をつなげています。

すると、上の画像のように、ボックスが作成されます。
赤色がDeconstruct Boxで使用した5000×5000×5000のボックスで、緑色が今回作成したボックスになります。
Deconstruct Boxコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓
Domain Boxコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓
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