[Grasshopper]回転体を作成するRevolutionの使い方

[Grasshopper]回転体を作成するRevolutionの使い方 Grasshopperコンポーネント

回転体を作成する、Revolutionコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


本サイトIArchwayでは、ココナラにてGrasshopperのプログラミング作成・不明点のご相談や作成のご依頼を承っております。


回転体を作成する

Revolutionを使うことで、回転体を作成することができます。

使用する線

Revolutionは2本の線を使い、回転体を作成します。

1本目は、回転させる線です。

2本目は、回転の軸になる線です。

今回は、上の画像の2つのライノセラス上の線を使います。

右側が回転させる線で、左側が回転の軸になる線です。

回転体の基本コンポーネント

使用コンポーネント:①Curve ②Revolution

今回は、ライノセラス上の2つの線を、それぞれCurveに格納しています。

Curveに線が格納された

このように、2つ線がグラスホッパー上のCurveに格納されています。

その後、回転させる線を、RevolutionのP端子につなげます。

回転の軸になる線を、A端子につなげます。

回転体完成

すると、このように回転体が作成されました。

線を見る

線を見てみると、1つの線が回転軸を中心に回転した際の軌道から、回転体が作成されていることが分かります。

穴が開いている

しかし、この状態では穴が開いています。

Cap Holes

追加コンポーネント:①Cap Holes

穴を塞ぐには、Cap Holesを使います。

穴が塞がれた

すると、このように穴が塞がれました。

端子D

追加コンポーネント:①RadiansConstruct Domain

RevolutionのD端子にドメイン範囲を指定することで、どこまで回転させるかを決めることができます。

construct DomainのA端子とB端子に、角度の数値をラジアン(rad)で範囲指定します。

今回はA端子に0をつなげています。

B端子には、180の数値をRadiansを通してB端子につなげています。

Radiansを通すことで、角度の度をラジアンに変換しています。

そのため、180がPi(Π)に変換されています。

Construct Domainの出力を見てみると、0 To Piになっています。

そのため、0~180度の範囲を指定しています。

その後、Construct Domainを、RevolutionのD端子につなげます。

半分の回転体が作成された

すると、このように半分の回転体が作成されました。

これは、180度(Π)の分だけ回転して回転体が作成されているからです。

90度にする

数値を90にし、角度を90度(Π/2)にします。

1/4の回転体

すると、このように1/4の回転体が作成されました。

360度

数値を360にし、360度(2Π)にしてみます。

1回転した回転体

すると、1回転した回転体が作成されました。

このように、D端子にドメイン範囲を指定することで、回転度合を決めることができます。

Cap Holesが使えない場合

D端子にドメイン範囲を指定する場合、1回転(360度)以外の場合はCap Holesが使えません。

Cap Holesが使えない

これは、回転体が上下だけでなく、全体が開いているためです。

このような場合には、Cap Holesが使えないので注意してください。

Revolutionコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました