[Grasshopper]ドメイン範囲を分解するDeconstruct Domain²(DeDom2Num)の使い方

Grasshopperコンポーネント
見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


ドメイン範囲を分解する

Deconstruct Domain²(DeDom2Num)を使うことで、ドメイン範囲を分解することができます。

ドメイン範囲を分解する

使用コンポーネント:①Construct Domain²(Dom²Num) ②Deconstruct Domain²(DeDom2Num)

今回は例として、Construct Domain²(Dom²Num)でドメイン範囲を作成しています。

Construct Domain²(Dom²Num)のU0端子に0.1、U1端子に0.9、V0端子に0.5、V1端子に0.8を入力しています。

すると、uが0.1 To 0.9、vが0.5 To 0.8のドメイン範囲が作成されました。

その後、Construct Domain²(Dom²Num)を、Deconstruct Domain²(DeDom2Num)につなげます。

すると、ドメイン範囲を構成する数値が、右側の4つの端子から出力されます。

今回の場合、U0端子から0.1、U1端子から0.9、V0端子から0.5、V1端子から0.8が出力されています。

ライノセラス上のサーフェス

次は、サーフェスのドメイン範囲を分解してみます。

今回は、上の画像のライノセラス上のサーフェスを使います。

サーフェスのドメイン範囲を分解

追加コンポーネント:①Surface

サーフェスを格納

まず、Surfaceにライノセラス上のサーフェスを格納します。

その後、Surfaceを、Deconstruct Domain²(DeDom2Num)につなげます。

サーフェスのドメイン範囲

すると、サーフェスのドメイン範囲が出力されます。

今回の場合、サーフェスのドメイン範囲が0~約1839と0~1000であることが分かります。

使用例

ドメイン範囲を新に作成

追加コンポーネント:①Isotrim

使用例として、先程分解したサーフェスのドメイン範囲の数値を使い、新たなドメイン範囲を作成してみます。

Deconstruct Domain²(DeDom2Num)のU1とV1の数値を、Construct Domain²(Dom²Num)のU1とV1端子につなげます。

一方、Construct Domain²(Dom²Num)のU0端子には1000、V0端子には500を入力します。

その後、Surfaceを、IsotrimのS端子につなげます。

また、Construct Domain²(Dom²Num)を、IsotrimのD端子につなげます。

サーフェスの一部分を取得

すると、サーフェスの一部分を取得できました。

元々は、サーフェス全体の0~約1839と0~1000のドメイン範囲でした。

変更後は、1000~約1839と500~1000のドメイン範囲に変わっているので、サーフェスの1部分のみ取得できています。

Deconstruct Domain²(DeDom2Num)コンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

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