Cull Indexコンポーネントの使い方について解説します。
グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。
データ構造について
一番左側の列をIndex番号と言います。
そして、Index番号に入っているデータのことを、Itemと呼びます。
このように、いくつかのグループになっている場合、これを階層と呼びます。
1つのIndex番号を指定して、Itemを消す
Cull Indexを使用することで、リストの中の任意のデータを削除することができます。
L端子に今回使用するデータをつなぎ、I端子にIndex番号を入力します。
今回は、Index番号を2にしたので、Index番号2の14が結果として削除されています。
複数のIndex番号を指定する
複数のIndex番号を指定することもできます。
I端子に複数の数値を入力します。
今回は、2と4を入力しています。
結果として、Index番号2と4の、14と2がデータから削除されています。
階層に分かれている場合
使用コンポーネント:①Entwine ②Cull Index
Entwineで、階層に分かれているデータを作成しました。
階層に分かれているデータの場合、各階層の任意のIndex番号のアイテムを、それぞれ消すことができます。
今回はIndex番号1にしてしました。
すると、各階層のIndex番号1の、10・2・8が削除されました。
Index番号をマイナスにすると、後ろからカウントされる
追加コンポーネント:①Negative
Index番号をマイナスにすると、後ろからカウントされるようになります。
Negativeコンポーネントを使用して、数値を-1にしました。
すると、一番後ろのIndex番号7のデータが削除されました。
数値を-2にすると、後ろから2番目のIndex番号6のデータが削除されていることが分かります。
最後のIndex番号の次は最初に戻る
最後のIndex番号よりも大きな数値でIndex番号を指定すると、最初に戻ってカウントをし始めます。
今回は、Index番号を8にしていますが、実際のデータの最後のIndex番号は7で終わっています。
その場合、最初に戻り、Index番号0が8番目になり、Index番号0のデータが削除されます。
最初に戻らないようにする
追加コンポーネント:①Boolean Toggle
Index番号が最後までいっても、最初に戻らないようにすることもできます。
Cull IndexのW端子に、Boolean ToggleのFalse・もしくはPanelでFalseと入力することでできます。
初期の状態では、W端子はTrueの状態です。
Boolean Toggleをダブルクリックすることで、TrueからFalseに変更できます。
すると、Index番号が最後の7を超ええた場合、Cull Indexがオレンジのエラーになります。
これで、Index番号が最初に戻らないようになります。
このように、PanelにFalseと入力してもうまく実行できてることが分かります。
Cull Indexコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓
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