[Grasshopper]線を結合部分で分解するExplodeの使い方

[Grasshopper]線を結合部分で分解するExplodeの使い方 Grasshopperコンポーネント

線を結合部分で分解する、Explodeの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


線を結合部分で分解する

Explodeを使うことで、線を結合部分で分解することができます。

ライノセラス上の線

最初は、上の画像のライノセラス上の線を分解してみます。

線を結合部分で分解する

使用コンポーネント:①Curve ②Explode ③Point

最初に、ライノセラス上の線を、Curveに格納します。

その後、Curveを、ExplodeのC端子につなげます。

すると、上の画像のように、線が結合部分で分解されます。

出力されるデータ

追加コンポーネント:①List Item

出力されるデータを見てみます。

ExplodeのS端子からは、分解された線のデータが出力されます。

今回の場合、4本の線データが出力されています。

ExplodeのV端子からは、分解された地点の点データが出力されます。

今回の場合、5つの点データが出力されています。

任意の分解された線データ

任意の分解された線データなどを取得するには、List itemなどを使うと便利です。

Curveを、List itemのL端子につなげます。

今回は、一番最初の線データを取得するため、List itemのi端子に0の数値を入力しています。

すると、上の画像のように、1つ目の線データのみを取得できました。

結合される前の線データに分解する

ExplodeのR端子で、結合される前の線データに分解することもできます。

2つのライノセラス上の線

今回は、上の画像の2つのライノセラス上の線を使います。

結合される前の線データに分解する

追加コンポーネント:①Join CurvesBoolean Toggle

格納

最初に、2つのCurveに、2つのライノセラス上の線をそれぞれ格納します。

結合

その後、2つのCurveを、Join CurvesのC端子につなげます。

すると、上の画像のように、2つの線が結合されました。

分解

その後、Join Curvesを、ExplodeのC端子につなげます。

すると、先程と同様に線が分解されます。

True

ExplodeのR端子には、TrueかFalseの情報を入力します。

今回は、Boolean ToggleでTrueかFalseの情報を入力します。

Boolean Toggleに何も入力しない場合、Trueを入力した際と同じ状態になります。

Trueの場合

上の画像は、Trueを入力し、List Itemで1つの線を取得した様子です。

False

次に、Falseの情報を、ExplodeのR端子につなげてみます。

Falseの場合

Falseの場合、元々の2つの線に分解され、線の角の部分では分解されなくなります。

このように、ExplodeのR端子で、結合される前の線データに分解するように指定できます。

Explodeコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

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