[Grasshopper]Multiplicationコンポーネントの使い方

[Grasshopper]Multiplicationコンポーネントの使い方 Grasshopperコンポーネント

Multiplicationコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


掛け算を行う

掛け算を行う

Multiplicationを使用することで、掛け算を実行することができます。

MultiplicationのA端子とB端子に掛け算したい数値を入力します。

今回は、10と6を入力しました。

結果として、10×6=60で、60という数値が出力されました。

リストが複数あっても掛け算を実行できる

リストが複数あっても掛け算を実行できる

リストが複数あっても掛け算をすることができます。

このように、Panelの中に数値が3つずつあります。

結果として、該当するIndex番号同士の数値を掛け算した結果が出力されています。

1つ目は10×6=60、2つ目は5×11=55、3つ目は3×2.5=7.5という結果になりました。

掛け算する数値を増やす

ズームすると、マークが現れる

掛け算する数値を増やすこともできます。

このようにズームすると、マークが現れます。

今回は、+マークを押します。

掛け算できる数が増える

すると、新しい端子が左側に追加され、掛け算できる個数が増えます。

3つ使用

このように、3つ以上の数を使用して行うことができました。

ベクトルと数値を掛け算する

ベクトルと数値を掛け算する
画像をクリックして拡大して見る

使用コンポーネント:①SurfaceMD SliderEvaluate SurfaceVectorMultiplicationNegativeMoveLine

数値と数値同士の掛け算だけでなく、ベクトルと数値をかけることもできます。

これにより、ベクトルの方向に数値分移動させることなどができるようになります。

今回は、Evaluate Surfaceでサーフェスの情報から得たベクトルの情報と、数値500をかけることで、そのベクトルの方向に500の長さの線を、Lineで作成しました。

サーフェスの情報から得たベクトルの情報と、数値500をかける

すると、このようにベクトルの方向に長さ500の線を作成することができました。

Multiplicationのショートカット

*と入力

Multiplicationにはシュートカットがあります。

キャンバスをダブルクリックし、*と入力することで、すぐにMultiplicationを出せます。

Multiplicationが現れる

このように、Multiplicationが出現しました。

Multiplicationコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

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