[Grasshopper]ベクトルを可視化するVector Displayの使い方

[Grasshopper]ベクトルを可視化するVector Displayの使い方 Grasshopperコンポーネント

ベクトルを可視化する、Vector Displayコンポーネントの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


ベクトルを可視化する

Vector Displayを使うことで、ベクトルを可視化することができます。

ベクトルを可視化する

使用コンポーネント:①PointVector ③Vector Display

Vector DisplayのA端子には、ベクトルを表示させる位置の点情報を入力します。

指定した点

今回は、上の画像のような点を、Pointに格納しています。

Vector DisplayのV端子には、表示させたいベクトルの情報をつなげます。

今回は、Vectorに5つのベクトルを格納しています。

指定した位置にベクトルが表示される

すると、このように指定した位置にベクトルが表示され、可視化されています。

今回は、5つのベクトルが格納されていたため、5つの矢印がしっかりと表示されています。

矢印の大きさを変える

Vector Displayでベクトルを表示させても、矢印が小さすぎる場合があります。

そのような場合に、矢印の大きさを変える方法も解説します。

使う曲線

今度は分かりやすいように、曲線を点で分割し、その位置のベクトルを表示してみます。

曲線を分割した点の位置のベクトル表示

使用コンポーネント:①CurveDivide Curve ③Vector Display

Curveに格納された曲線を、Divide CurveのC端子につなげます。

Divide CurveのN端子に、曲線を点で分割する分割数を入力します。

今回は、10を入力しています。

Divide CurveのP端子を、Vector DisplayのA端子につなげます。

Divide CurveのT端子を、Vector DisplayのV端子につなげます。

ベクトルが表示される

すると、このようにベクトルが表示されましたが、非常に小さくて見にくいです。

Screen Size

Vector Displayを右クリックし、ArrowsからScreen Sizeを選択します。

そして、下のScreenのpixの数値を大きくします。

今回は、15から100pixに変更しました。

矢印が大きくなった

すると、このように矢印が大きくなりました。

Vector Displayコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

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