[Grasshopper]y=sin(x)の値を求めるSineの使い方

[Grasshopper]y=sin(x)の値を求めるSineの使い方 Grasshopperコンポーネント

y=sin(x)の値を求める、Sineの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


y=sin(x)の値を求める

Sineを使うことで、y=sin(x)の値を求めることができます。

y=sin(x)の値を求める

使用コンポーネント:①Pi ②Sine

Sineのx端子には、ラジアン(rad)(y=sin(x)のxの数値)の数値を入力します。

今回は、PiでΠの数値を作成しています。

上の画像では、Π・0.5Π・0.3Π・2Πを、それぞれSineのx端子につなげています。

すると、sin(x)の計算結果が、y端子から出力されます。

度数で計算する

Degrees

度数で計算するには、Sineのx端子を右クリックし、Degreesを選択します。

度数で計算する

すると、上の画像のように、度数で計算することができました。

今回は、90を入力し、90°の情報を入力しました。

Radians

追加コンポーネント:①Radians

もしくは、数値をRadiansにつなげることで、度数からラジアンに変換して計算することもできます。

使用例

今回は、Sineの使用例として、Sineを利用した曲線を作成してみます。

使用例

全体コンポーネント:①DivisionAdditionSeriesRadians ⑤Sine ⑥MultiplicationUnit ZConstruct PointDivide CurveMoveInterpolate

DivisionのA端子に、360の数値を入力します。

そして、10の数値を、DivisionのB端子につなげます。

すると、360÷10=36の数値が出力されます。

その後、Additionに、先程の10と1の数値を入力します。

すると、10+1=11の数値が出力されます。

これは、0・36・72・・・360の数値を作成していくと、合計11個の数の数値になるため、10に+1しています。

その後、Divisionを、SeriesのN端子につなげます。

また、Additionを、SeriesのC端子につなげます。

すると、0から36ずつ増加する数値が、11個作成されます。

その後、Seriesを、Radiansにつなげます。

これにより、角度の度数が、ラジアン(rad)に変換されます。

そして、RadiansをSineにつなげ、Sineのyの数値を取得します。

そして、Sineと任意の倍率の数値を、Multiplicationにつなげます。

今回は、200の数値を入力しています。

その後、Multiplicationを、Unit Zにつなげます。

点

その後、2つのConstruct Pointを用意します。

1つ目のConstruct Pointはそのままで、2つ目のX端子に、1000を入力します。

すると、上の画像のように、0,0,0と1000,0,0の座標の位置に、点が作成されました。

線

その後、2つのConstruct Pointを、Lineにつなげます。

すると、上の画像のように、2つの点を結ぶ線が作成されます。

分割点

その後、Lineを、Divide CurveのC端子につなげます。

さらに、先程使用した10の数値を、Divide CurveのN端子につなげます。

すると、線を10個に分割する位置に、点が作成されます。

点が移動

その後、Divide CurveのP端子を、MoveのG端子につなげます。

さらに、Unit Zを、MoveのT端子につなげます。

すると、上の画像のように、Sine波のように点が移動しました。

Sine波の曲線

その後、MoveのG端子を、InterpolateのV端子につなげます。

すると、上の画像のように、点をつないで曲線が作成されました。

Sineコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

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