[Grasshopper]指定した数値より小さい値を判別するSmaller Thanの使い方

Grasshopperコンポーネント

指定した数値より小さい値を判別する、Smaller Thanの使い方について解説します。

見え方1
見え方2

グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。


本記事では、コンポーネントはアイコン表示になっています。


指定した数値より小さい値を判別する

Smaller Thanを使うことで、指定した数値より小さい値を判別することができます。

指定した数値より小さい値を判別する

使用コンポーネント:①Smaller Than

Smaller ThanのA端子には、判別したい数値を入力します。

今回は、0~10の11個の数値を入力しています。

Smaller ThanのB端子には、基準となる数値を入力します。

今回は、5を入力しています。

すると、右側の<端子からは、指定した5未満の数値がTrue、5以上がFalseと出力されます。

右側の<=端子からは、指定した5以下の数値がTrue、5より大きい数値がFalseと出力されます。

このTrueとFalseのデータを使うことで、指定した数値より小さい値を判別することができます。

使用例

例として、Smaller Thanから出力されるTrueとFalseの情報を使い、条件分岐してみます。

使用例

使用コンポーネント:①Construct Point ②Smaller Than ③DispatchPoint

点

先程の0~10の11個の数値を、Construct PointのZ端子につなげます。

すると、上の画像のように、0,0,0~0,0,10の座標の位置に、点が作成されます。

その後、先程と同様に、Smaller ThanのA端子に0~10の11個の数値を入力します。

また、Smaller ThanのB端子に、5を入力します。

すると先程と同様に、Smaller Thanの<端子からは、指定した5未満の数値がTrue、5以上がFalseと出力されます。

その後、Construct Pointを、DispatchのL端子につなげます。

また、Smaller Thanの<端子を、DispatchのP端子につなげます。

Dispatchを使うことで、TrueとFalseで条件分岐することができます。

その後、DispatchのAとB端子に、Pointをつなげます。

DispatchのA端子

DispatchのA端子からは、Trueの高さ5未満の点が出力されました。

DispatchのB端子

DispatchのB端子からは、Trueの高さ5以上の点が出力されました。

このように、Smaller Thanから出力されるTrueとFalseの情報を使うことで、判別した数値を取得できます。

Smaller Thanコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました