指定した点から近い複数の点を取得する、Closest Pointsの使い方について解説します。


グラスホッパー上では上の2つのどちらかで表されます。
指定した点から近い複数の点を取得する
Closest Pointsを使うことで、指定した点から近い複数の点を取得することができます。

使用コンポーネント:①Point ②Closest Points


今回は、点を探すための基準点と、探される複数の点を、それぞれPointに格納しています。

基準点のPointを、Closest Points(P)につなげます。
さらに、探される複数の点のPointを、Closest Points(C)につなげます。
さらに、取得する点の個数を、Closest Points(N)につなげます。
今回は、2をつなげています。
すると、上の画像のように、基準点から近い2つの点を取得できました。

Closest Points(N)の数値を、10に変更してみます。

すると、上の画像のように、基準点から近い10個の点を取得できました。
このように、Closest Pointsを使うことで、指定した点から近い複数の点を取得することができます。
出力されるデータ
Closest Pointsから出力されるデータを見てみましょう。

Closest Points(P)からは、取得した点データが出力されます。
Closest Points(D)からは、基準点から取得した点までの距離が出力されます。

追加コンポーネント:①List Item
Closest Points(i)からは、探された複数の点のインデックス番号(何番目かを示す数値)が出力されます。
探された複数の点の方のPointを、List Item(L)につなげます。
さらに、Closest Points(i)を、List Item(i)につなげます。

すると、先程取得した点が表示されました。
このように、List Item(i)からは、探された複数の点のインデックス番号が出力されます。
Closest Pointsコンポーネントを使用しているグラスホッパー記事はこちら↓
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